坂本龍馬之像

(現)土佐を脱藩した坂本龍馬は慶応元 年(1865)頃、同志と風頭山の 麓の伊良林で日本初の商社「亀山 社中」を設立するなど、風頭公園 周辺で活躍したことを記念して、 平成元年に建立されました。この 場所は眺めも素晴らしく、長崎港 を見下ろす龍馬の姿は、動乱の幕 末を案じる在りし日の龍馬そのも のです。

(旧)建立日は、平成元年5月21日、製作者は長崎市在住の彫刻家、山崎和國氏。「龍馬の銅像建つうで会」の呼びかけで全国の有志の募金により建立されました。周囲には龍馬を写真撮影した上野彦馬の墓や、亀山社中跡など龍馬ゆかりのものが散在しており、寺町通り禅林寺、深崇寺の間から亀山社中跡を経て風頭公園に至る坂道は「龍馬通り」と呼ばれ、長崎市の歴史探訪路となっています。